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成分と機能性

ヤーコンに含まれる成分

塊根部の成分分析結果(財)日本食品分析センター調べ

<ペルーA種>
分析試験項目結果定量下限方法
水分88.5g/100g常圧加熱乾燥法
たんぱく質0.6g/100g1ケルダール法
脂質0.1g/100g未満酸分解法
灰分0.4g/100g直接灰化法
炭水化物10.5g/100g2
エネルギー44kcal/100g3
ナトリウム検出せず1mg/100g/td>原子吸光光度法
リン15.5mg/100gICP発光分析法
0.19mg/100gICP発光分析法
カルシウム9.3mg/100gICP発光分析法
マグネシウム6.1mg/100gICP発光分析法
ビタミンA
  βカロテン当量79μg/100g
    α−カロテン検出せず6μg/100g高速液体クロマトグラフ
    β−カロテン79μg/100g高速液体クロマトグラフ
  レチノール当量7μg/100g未満4
チアミン(ビタミンB1)0.04mg/100g5高速液体クロマトグラフ
リオフラビン(ビタミンB2)検出せず0.01mg/100g高速液体クロマトグラフ
総アスコルビン酸(総ビタミンC)2mg/100g6高速液体クロマトグラフ
食物繊維
  水溶性食物繊維0.1g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  不溶性食物繊維0.8g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  総量0.9g/100g
ポリフェノール0.08g/100g7FOLIN-CIOCALTEU法
* 表層及び両端を除いて試験した

注1.窒素・たんぱく質換算係数:6.25
注2.計算式:100ー(水分+たんぱく質+脂質+灰分)
注3.エネルギー換算係数:たんぱく質、4;脂質、9;炭水化物、4
注4.β−カロテン当量12μgをレチノール当量1μgとした。
注5.チアミン塩酸塩として。
注6.ヒトラジンで誘導体化した後測定した。
注7.依頼者選定の方法によった。ただし、(+)-カテキン換算値
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<サラダオトメ種>
分析試験項目結果定量下限方法
水分89.9g/100g常圧加熱乾燥法
たんぱく質0.4g/100g1ケルダール法
脂質0.1g/100g未満酸分解法
灰分0.4g/100g直接灰化法
炭水化物9.3g/100g2
エネルギー39kcal/100g3
ナトリウム1.7mg/100g原子吸光光度法
リン14.7mg/100gICP発光分析法
0.21mg/100gICP発光分析法
カルシウム9.9mg/100gICP発光分析法
マグネシウム5.6mg/100gICP発光分析法
ビタミンA
  βカロテン当量15μg/100g
    α−カロテン検出せず6μg/100g高速液体クロマトグラフ
    β−カロテン15μg/100g高速液体クロマトグラフ
  レチノール当量1μg/100g未満4
チアミン(ビタミンB1)0.03mg/100g5高速液体クロマトグラフ
リオフラビン(ビタミンB2)検出せず0.01mg/100g高速液体クロマトグラフ
総アスコルビン酸(総ビタミンC)3mg/100g6高速液体クロマトグラフ
食物繊維
  水溶性食物繊維0.2g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  不溶性食物繊維0.8g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  総量1.0g/100g
ポリフェノール0.09g/100g7FOLIN-CIOCALTEU法
* 表層及び両端を除いて試験した

注1.窒素・たんぱく質換算係数:6.25
注2.計算式:100ー(水分+たんぱく質+脂質+灰分)
注3.エネルギー換算係数:たんぱく質、4;脂質、9;炭水化物、4
注4.β−カロテン当量12μgをレチノール当量1μgとした。
注5.チアミン塩酸塩として。
注6.ヒトラジンで誘導体化した後測定した。
注7.依頼者選定の方法によった。ただし、(+)-カテキン換算値
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<アンデスの雪種>
分析試験項目結果定量下限方法
水分88.3g/100g常圧加熱乾燥法
たんぱく質0.7g/100g1ケルダール法
脂質0.1g/100g未満酸分解法
灰分0.5g/100g直接灰化法
炭水化物10.5g/100g2
エネルギー45kcal/100g3
ナトリウム2.7mg/100g原子吸光光度法
リン21.5mg/100gICP発光分析法
0.23mg/100gICP発光分析法
カルシウム8.5mg/100gICP発光分析法
マグネシウム6.3mg/100gICP発光分析法
ビタミンA
  βカロテン当量7μg/100g
    α−カロテン検出せず6μg/100g高速液体クロマトグラフ
    β−カロテン7μg/100g高速液体クロマトグラフ
  レチノール当量1μg/100g未満4
チアミン(ビタミンB1)0.04mg/100g5高速液体クロマトグラフ
リオフラビン(ビタミンB2)検出せず0.01mg/100g高速液体クロマトグラフ
総アスコルビン酸(総ビタミンC)6mg/100g6高速液体クロマトグラフ
食物繊維
  水溶性食物繊維0.3g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  不溶性食物繊維0.8g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  総量1.1g/100g
ポリフェノール0.08g/100g7FOLIN-CIOCALTEU法
* 表層及び両端を除いて試験した

注1.窒素・たんぱく質換算係数:6.25
注2.計算式:100ー(水分+たんぱく質+脂質+灰分)
注3.エネルギー換算係数:たんぱく質、4;脂質、9;炭水化物、4
注4.β−カロテン当量12μgをレチノール当量1μgとした。
注5.チアミン塩酸塩として。
注6.ヒトラジンで誘導体化した後測定した。
注7.依頼者選定の方法によった。ただし、(+)-カテキン換算値
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<サラダオカメ種>
分析試験項目結果定量下限方法
水分89.6g/100g常圧加熱乾燥法
たんぱく質0.4g/100g1ケルダール法
脂質0.1g/100g未満酸分解法
灰分0.4g/100g直接灰化法
炭水化物9.5g/100g2
エネルギー41kcal/100g3
ナトリウム検出せず1mg/100g原子吸光光度法
リン16.2mg/100gICP発光分析法
0.21mg/100gICP発光分析法
カルシウム12.9mg/100gICP発光分析法
マグネシウム4.5mg/100gICP発光分析法
ビタミンA
  βカロテン当量142μg/100g
    α−カロテン検出せず6μg/100g高速液体クロマトグラフ
    β−カロテン142μg/100g高速液体クロマトグラフ
  レチノール当量12μg/100g未満4
チアミン(ビタミンB1)0.03mg/100g5高速液体クロマトグラフ
リオフラビン(ビタミンB2)検出せず0.01mg/100g高速液体クロマトグラフ
総アスコルビン酸(総ビタミンC)3mg/100g6高速液体クロマトグラフ
食物繊維
  水溶性食物繊維0.2g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  不溶性食物繊維0.9g/100g酵素ー重量法(プロスキー変法)
  総量1.1g/100g
ポリフェノール0.10g/100g7FOLIN-CIOCALTEU法
* 表層及び両端を除いて試験した

注1.窒素・たんぱく質換算係数:6.25
注2.計算式:100ー(水分+たんぱく質+脂質+灰分)
注3.エネルギー換算係数:たんぱく質、4;脂質、9;炭水化物、4
注4.β−カロテン当量12μgをレチノール当量1μgとした。
注5.チアミン塩酸塩として。
注6.ヒトラジンで誘導体化した後測定した。
注7.依頼者選定の方法によった。ただし、(+)-カテキン換算値
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葉部の成分表(財)日本食品分析センター調べ
成分可食部100g当たりに含まれる量
タンパク質12.8g
脂質2.9g
繊維18.3g
糖質36.8g
リン416mg
245mg
亜鉛3007ppm
マンガン66.3ppm
マグネシウム551mg
カルシウム9.5mg
ナトリウム10.7mg
カリウム4970mg
タンニン2.99g
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ヤーコンのイモに含まれる成分とその健康効果

フラクトオリゴ糖

100g中に含まれる量(単位:g) フラクトオリゴ糖の比較

健康効果

蔗糖の40%程度の甘みがあり、
@虫歯になりにくい、
A難消化性で胃や腸で消化されない、
B整腸作用があり、ビフィズス菌などの善玉菌によく利用される、
C血中総コレステロールや中性脂肪が低下する、
D便秘の改善
などの効果が期待できます。
また
E血糖値の上昇やインスリンの分泌はほとんど生じないといわれています。
なお、フラクトオリゴ糖は、塊根中心部より皮層部に多く含まれています。

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ヤーコンの葉を原料とした茶飲料などの健康効果

ヤーコンの葉

1.食後血糖値の上昇抑制
ヤーコン葉の熱湯抽出物には,インスリン様効果を示すものが含まれていて,食後血糖値の上昇を抑制します.

2.脂質代謝の改善
ヤーコン葉の熱湯抽出物をウーロン茶のエキスと一緒に与えたネズミにおいて,中性脂肪,コレステロールの減少が観察され,脂質代謝の改善が期待されます.

3.抗酸化作用
強い抗酸化作用を示すクロロゲン酸・カテキンなどの物質がヤーコン葉に含まれ,ヤーコン茶のガン抑制効果が期待されます.

4.整腸作用 ヤーコン茶やヤーコン葉の粉末には,フラクトオリゴ糖が含まれ,便秘の解消などの整腸作用があります.


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